情報処理技術者試験対策のページ午前対策 目次

分析技法・図表グラフ・教育


分析技法

  1. 事業分析
  2. 問題解決・原因分析
  3. 品質分析
  4. その他
    1. リアルタイム構造化分析技法
      変換図を用いて、制御とタイミングを表現する
    2. 事象応答分析
      事象駆動(イベントドリブン)プログラムの開発に際して行う外界の事象に対して、時間の流れとともにシステムが応答する一連の動作を分析する
    3. データ中心分析・設計技法
      対象業務領域のモデル化に当たって、情報資源のデータ構造に着目する
    4. 指数平滑法
      需要予測など、時系列データから将来値を予測する際に利用される時系列分析手法
      時系列データのうち、より新しいデータに大きなウェイトを置き、過去になるほど指数関数的に減少するウェイトをかけて移動平均をとる
    5. サンプリング
      • 層別サンプリング
        金額にバラツキのある売掛金残高を母集団として、残高の正確性をテストする
        システム監査の技法として用いられるサンプリングのうち、金額にばらつきのある売り掛け残高を母集団として、残高の正確性をテストする場合などに用いられる
      • 統計的サンプリング
        サンプルの抽出に無作為抽出法を用い、サンプルの監査結果に基づく母集団に関する結論を出すにあたって、確率論の考え方を用いる
    6. TRIZ
      特許を分析して生まれた問題解決技法であり、問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な思考法を具体的な方法論にまとめたもの

図表グラフ

  1. 進捗管理
  2. 相関図
  3. バブルチャート
    3つの項目の関連を描いた図
    バブルチャート
  4. ポートフォリオ図
    2種類の要素をX軸とY軸に配置し、データを2軸の程度に応じた位置に配置し、データの位置づけや他のデータとの関係を表す図
    ポートフォリオ図
  5. スコアリングモデル
    定性的な評価項目を定量化する方法
  6. FTA
    信頼性解析手法の一つで、故障の発生経路、発生原因および発生確率を、その発生経路をさかのぼって樹形図に展開し、解析する手法
  7. FMEA( Failure Mode and Effects Analysis ; 故障モード影響解析) JISによる表記:Fault Modes and Effects Analysis ; フォールトモード・影響解析
    故障防止を目的とした、潜在的な故障モードの体系的な分析
    製品設計やプロセス導入の前に潜在的なトラブルを予測・抽出してあらかじめ対策を行うことで、問題の発生を防ぐ改善手法
  8. QFD ( Quality Function Deployment ; 品質機能展開 )
    市場ニーズを抽出し、製品仕様に的確なフィードバックを行うとともに、技術的課題の抽出をすることで開発期間の短縮や品質の安定、信頼性確保をする技法
    製品開発の際に用いられ、表の行に目的とする品質を、列に直接管理可能な要素を記入した2次元表を用い、互いの関係付けから重要性の高い品質要素は何かを明らかにする手法
  9. E-R図 ( Entity-Relationship Diagram ; EDR )
  10. 構造化チャート
    GOTOを表現する方法を持たず、モジュール内の論理構造を表現するのに適した図式
  11. UML ( Unified Modeling Language)
    オブジェクト指向のソフトウェア開発における仕様書・設計書の表記方法の一つ
    業務プロセスのモデリング表記法として用いられ、複数のモデル図法を体系化したもの
    モデルの表記法だけが統一されており、開発方法論は自由に選択できる
    業務の流れを、図式的に記述することができる
    OMGが標準化したモデリング言語
    5つのビュー(ユースケースビュー、論理ビュー、コンポーネントビュー、並行性ビュー、配置ビュー)と9つのダイアグラム(ユースケース図、クラス図、オブジェクト図、シーケンス図、コラボレーション図、アクティビティ図、ステートチャート図、コンポーネント図、デプロイメント(配置)図)が規定されている
  12. OMT法
  13. DFD ( Data Flow Diagram ) / 機能情報関連図
  14. 制御フロー図
    DFDに“コントロール変換とコントロールフロー”を付加したものであり、制御系システムに特有な処理を表現する手段として有効である
  15. トレンドチャート
  16. ピラミッドストラクチャ
    具体的な情報や観察事項を最下位として、そこから上位の概念に向けて推論を進めていく方法
  17. 導出表
    何らかの組み合わせによって得られた表
  18. ファンチャート
    ある時点のデータを基準に、その後のデータの変動を比率で表し、伸びや落ち込みを指数で表すグラフ
  19. レーダーチャート
  20. 決定表( デシジョンテーブル )
    条件と処理を対比させた表形式で論理を表現したものであり、複雑な条件判定をともなう要求仕様の記述手段として有効
  21. 構造化分析技法
    システムの機能間でのデータの流れに着目して、ユーザ要求を仕様化する技法
  22. ペトリネットモデル
    ソフトウェアの要求モデルで、並列的に動作する機能間の同期を表現することができ、制御中心のシステムの要求分析に適している
    事象と状態の変化に着目する
  23. 状態遷移図
  24. 積み上げ棒グラフ ( 積上げ棒グラフ )
  25. 浮動棒グラフ
    商品価格の最高値と最安値など、ある期間内に幅のある数値を時系列で表現
  26. 信頼度成長曲線 ( 信頼性成長曲線 )
  27. 二重円グラフ
    円グラフを二重に重ねたもの
    二重円グラフ
  28. フローチャート
    物品購入の手続を示すために使うことができる

教育

  1. インバスケット
  2. アクションラーニング
    自社が直面する経営課題に対して参加者が自ら施策を立案し、問題解決に向けた取り組みを実践していく学習方法
  3. バーチャルカンパニー (VC ; Virtual Company )
    支援企業のもと実際の商品を販売することで企業運営や電子商取引を体験する教育プログラム
  4. ブレーンストーミング
  5. ロールプレイング
    参加者に特定の役割を演技させることによって、各立場の理解や問題解決力を高める技法である
  6. ケーススタディー
    日常の開発業務の中で、先輩や上司が個別に指導し、実体験から知識を習得させる技法