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情報処理技術者試験の学習方法
普段、試験対策として行なっている学習方法を紹介します。
午前
- 午前の学習の基本的な考え方
- 情報処理技術者センターに掲載の過去問を使用する
→同じ問題が繰り返し出題されているため、過去問を解くことは非常に有効
- 参考書は問題を解いた上で、理解が不足しているところを確認するために使用する
- 全区分共通の学習方法
- 過去問を直近3回分を最低3回解く
→平成25年春季基本情報技術者を受験する場合、平成23年秋季、平成24年春季・秋季の3回分となる
- 余裕があればサイト内に掲載されている受験予定区分の過去問をひと通り解いておく(直近3回以外は1回でも良い)
- 高度区分の学習方法
- 午前I
- 応用情報技術者の午前問題の過去問を直近3回分を最低3回解く
→高度区分の午前Iは、同日実施の応用情報技術者試験の80問の中から20問を抜粋したものが出題されるので、応用情報技術者試験の午前問題を学習することは有効
応用情報技術者の問題を使用するのは、全分野を網羅するため
- 午前II
- 過去問を直近3回分を最低3回解く
- 理解が不足しているところは参考書で補う
※「応用技術者の午前問題+受験区分の午後II」が基本的な学習方法
※これまでITストラテジスト(初級シスアド)〜基本情報技術者〜応用情報技術者とステップアップしてきたのであれば、サイト内の過去問を解くだけで十分
※はじめての情報処理技術者試験が高度区分であったり、過去に受験してから期間が開いている場合は、区分別の参考書だけでは午前Iの内容が不足している(午前IIに重点をおいている)ので、応用情報技術者の参考書も使用したほうが良い
※他の区分の午前問題を解くことで専門分野の補強ができるので、時間に余裕があれば受験予定以外の区分の問題もひと通り解いておく
午後I・午後II(論文以外)
- 基本的な考え方
- 区分別の参考書を使用する
- 「過去問」を扱った問題集を選ぶ
- 「独自問題」は問題のレベルにばらつきがあり対策としては余り有効ではない
- 問題の解き方・問題集の使い方
- 過去問を直近3回分を最低3回解く
- 設問と問題文を対応させながら読み進める
- 問題文に書かれていないことは基本的には出題されない→問題文に回答のヒントが隠されている
- 問題文に書かれている状況で、対応のおかしな所、欠けているところ、考慮の足りないところがないか注目する
- 解説の読み方
- なぜ、その答えが導き出されるのかという考え方をつかむ
- 問題文や解説を読むだけではなく、実際に紙に書いて解くこと
- 答え合わせは朱書き
- 解答例をそのまま書き写すことも有効
- 情報処理技術者試験特有の文章の書き方を身につけることができる
- 回答のバリーションをストックすることができる
午後II(論文)
- 基本的な考え方
- 区分別の参考書を参照し、合格レベルの論文のパターンを理解する
- 準備論文、論文の部品(モジュール)を用意する
- 準備論文
- 時間がかかっても良いので、過去問の中から書けそうな題材で一本書く
- 文字数が不足、超過は気にしない
- 数日置いて推敲する
- 書いた題材に別の視点を追加する
- プロジェクトのスケジュール管理を題材に書いた論文にセキュリティ管理、要因管理、監査などの視点を追加してみる
- 追加した要素を整理する
- 設問アのシステム、プロジェクトに対して複数の視点を持った準備論文ができる
- モジュール
- 論文の部品として使えそうなフレーズを用意する
- 雑誌の記事、ニュース、午後Iの問題文などを参考にする
- 特定のシステムや条件ではなく、汎用性の高いものとなるようにする
- 設問ア
- 問題文の内容に応じて事業やシステム内容・規模、問題点を選択できるようなつくりにしておく
- 論文骨子
- 問題文と設問を論文として再構成する練習
- 章立ての練習
- ある程度モジュールを用意できていれば、過去問で骨子を作成するだけでも試験に対応できる
- 参考書の回答例をそのまま書き写す
- 論文が全く書けない場合、どのような論文を書けばよいのかという事を身につけることができる
- 読んだだけでは気づかない書き方のポイントが見える
- 準備論文、モジュールのネタになる
- 「書く」という作業に慣れることができる
- 論文は書けるのに時間切れで不合格となるケースが意外と多い