情報処理技術者試験対策のページ午前対策 目次

テクノロジ系 技術要素 システム運用・保守


システムの安全制御

  1. フェールソフト
  2. フェールセーフ ( fail safe )
  3. フォールトトレラント / フォールトトレランス ( fault tolerant )
  4. フールプルーフ
  5. フォールバック ( foll back )
  6. フォールトアボイダンス ( fault avoidance )

バックアップシステム構成

  1. 情報システムの障害対策として、建物や設備、システムのバックアップなどに対する二重化が求められる
  2. システムの多重化
  3. サイトの多重化
  4. サイトの復旧
  5. バックアップ機器(電力系)

システム構成

  1. ロードシェアシステム
    同一の処理機能を持った複数のコンピュータによって、端末制御 及びデータ処理を分担して実行するシステム
  2. シンクライアント
    端末内にデータが残らないので、情報漏えい対策として注目されている
    利点:サーバ側でアプリケーションやデータを管理するので、セキュリティが強化できる
  3. サーバ構成の二重化によって期待する効果
    可用性の向上
    可用性の向上
  4. 事例
    画像情報を含む大量のデータの定期的な更新を必要とする商品カタログシステムとデータのリアルタイム更新が要求される会議室予約システムをWANで結ばれた社内ネットワーク上のグループウェアアプリケーションとして使用する場合のデータ量とアプリケーションの運用を考慮したときのデータベース配置
    (このグループウェアには複数のサーバ間で自動的にデータベースの内容を一致させる複製機能があり指定した時刻に更新内容を複製元のデータベスから複製先のデータベースに反映することができる)
    商品カタログシステムは複製機能を使って複数サーバ、会議室予約システムは単一サーバに配置する

 

システム運用・管理

  1. キャパシティ管理
    システム負荷について現状分析と将来予測を行い、サービス水準の維持のためにシステム資源を適切に管理すること
    データ量の増加予測に対して、システム資源の増設計画を立案し実施する
  2. 課金制度
  3. オンラインシステムの性能監視における注意事項
    OSやネットワークなど複数の測定項目を定常的に監視する
  4. 入力データの管理
    入力データが記録された磁気媒体の保管、機密保護、不正使用防止は、システム運用管理部門が行う
  5. データバックアップ
  6. ネットワークシステムの管理・運用
    運用管理者は、各種ネットワーク機器の使用に対する課金管理機能を準備しておく必要がある
  7. 分散システムの運用
    データベースなどの共通資源の管理のために、集中型システムと同様に専門の管理者を置く
  8. データ管理
  9. データ保全
  10. 管理情報の取扱い
  11. クライアント管理
  12. オペレータ管理
  13. アクセス管理
    複数の業務システムがある場合、利用者の職位権限にかかわらず、業務システムごとに適切なアクセス権限の設定を行う
  14. 運用業務の見直しに当たって、最初に実施すべき活動
    現状の運用業務の実態を明確にする
  15. 変更管理の管理策
    本番環境のシステムに、テストが不十分なプログラムや、要件に合っていないプログラムが適用されることを防止するために、開発プログラムについては利用部門によるテストも実施する
  16. 記録媒体の管理
  17. 情報処理システムの運用管理業務

保守

  1. 保守業務の分類
  2. 業務プログラムの運用・保守の考え方
    業務プログラムに精通することは運用管理を容易にするが、全ての担当者がそうなることは困難なので、運用マニュアルなどを整備しておく必要がある
  3. 運用開始後のネットワーク構成の管理
    必要に応じていつでもネットワーク構成の変更を行う事ができるように、機器管理台帳・ネットワーク図・管理台帳などの更新を適時実施する必要がある
    ネットワーク構成の変更の都度、ネットワーク構成図を更新する
  4. 長期の保守計画を立て、システムに異常が見られなくても定期的に保守を行う
  5. ツールレス保守
    サーバマシン内部の基盤などをモジュール化し、そのモジュールの取り付けをレバー式にする
  6. 台帳管理
    配備した機器を特定するときに有効となる様に機器の設置場所を台帳に記入しておく
  7. 全国に分散しているシステムの保守
    保守センタを1箇所集中から分散配置に変えることによって、MTTRは短くなる
    予防保守を実施することでMTBFを長くできる
  8. ソフトウェア/プログラムの保守管理
  9. データベースシステムと業務アプリケーションが稼動しているサーバのOSのバージョンアップの案内が届いた場合、バージョンアップを行うか否かの判断
    バージョンアップされたOSでのデータベースシステムの稼動を確認した後に、業務アプリケーションの稼動を確認し、問題がなければバージョンアップをする
  10. システムのハードウェア保守
  11. バスタブ曲線
    工業製品の故障発生の傾向を表すものであり、初期故障期間では故障率は高くなるが、その後の偶発故障期間での故障率は低くなり、製品寿命に近づく摩耗呼称期間では故障率は高くなる
    バスタブ曲線
    (1)初期故障期:製作課程での欠陥により使用開始とともに故障する時期
    (2)偶発故障期:ごく稀にしか故障が発生しない安定した時期
    (3)摩耗故障期:部品などに摩耗や劣化が蓄積してきて故障が増加してくる時期
    コンピュータシステムのライフサイクルを故障の面から、初期故障期、偶発故障期、摩耗故障期の三つの期間に分割するとき、システムを故障なしに長い時間動かすためには、偶発故障期に定期点検で部品を交換することによって、摩耗故障期を迎える時期を遅れさせることが重要である
  12. 印刷されたマニュアルをオンラインマニュアルに切替えることによって改善が期待できる問題
    アプリケーションのバージョンとマニュアルのバージョンが一致しない問題
  13. 品質の定量評価の指標のうち、ソフトウェアの保守性の評価指標なるもの
    修正時間の合計 ÷ 修正件数
  14. 変更管理に該当する作業
    ソフトウェアベンダから提供されたセキュリティパッチの内容を確認し、自社システムに適用する場合の影響を評価する
  15. ある製品の開発に使用された組込みシステムの開発環境における維持管理
    開発環境は、使用頻度に関係なく、定期的に動作確認などを行って維持管理すべきである

障害対策

  1. 情報システムの安定稼動を妨げる様々な脅威への事前対策
    予想損失額や対策コストとのトレードオフを考慮して、必要な事前対策を講じる
  2. ファイル障害時の復旧手順を確立するための検討項目の順番
    1. ファイルが使用不能となる原因の分類と、それらの原因による使用不能事態の発生から復元までに許される時間の基準の設定
    2. 業務の重要度に応じた、バックアップの取得方法、取得サイクル、バックアップファイルの保管場所などの決定
    3. ファイルが使用不能となった原因ごとのシステム復旧に要する時間の設定
    4. 各業務、ファイル別の、使用不能となった原因ごとのリカバリ手順のマニュアル化
  3. エンドユーザへの障害対応窓口として設置されたヘルプデスクの対応手順
    1. 受付
    2. 記録
    3. 問題の判別
    4. 応急処置
    5. 原因究明への優先度設定
    6. 原因究明と問題解決
  4. オンラインシステムの障害対策
    マスタファイルは、オンライン処理の終了時にバックアップファイルを取るだけでなく、システムの特性に応じた時期にバックアップファイルを取る
  5. システム障害への対策
  6. 縮退運転
  7. システム障害の監視
    システム障害の原因となる業務処理の遅延なども監視の対象となる
  8. 事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方
    障害の発生は避けられないものと考えて、一部の障害によってシステム全体が停止したり、業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである
  9. データベースサーバのハードディスクに障害が発生した場合でもサービスを続行できるようにするための方策
    サーバのディスクを二重化し、通常稼動時は同時に二つのディスクに書き込む
  10. ダンプファイル
    システムに障害が発生したときにメモリの内容をファイルに書き出したファイル
    障害の原因特定に用いる
  11. システム障害発見時に、二次災害発生の危険性がある場合に、運用管理者が障害範囲を特定した後で取るべき処置
    障害部分の切り離し
  12. ネットワーク障害の原因を調べるために使用するLANアナライザの運用時に留意すること
    LANアナライザにはネットワークを通過するパケットを表示できるものがあるので、盗聴などに悪用されないように注意する必要がある
  13. システムの障害対策
  14. トラブル対応の例

サービス

  1. システムインテグレーションサービス
  2. MSP ( マネージドサービスプロバイダ )
    ネットワーク、サーバ、ストレージなどのIT基盤の運用管理業務をネットワークを介して行うアウトソーシングサービス
  3. システム運用をアウトソーシングする利点
    自社の情報システム部門を企画や開発などの業務に専念させることができる
  4. 外部のストレージサービスの利用を検討しているとき、可用性の観点でサービスを評価する項目
    緊急のメンテナンスに伴うサービスの計画外の停止時間
  5. ホスティングサービス
  6. ハウジングサービス